投資のススメ

【原点回帰】何故投資をすべきなのか

こんにちは。投資がある生活ってイイですよね。ポニおです。

今回は、今一度、「投資をすること」の意味と意義について解説していきたいと思います。

投資がもたらす効果は多種多様です。経済的な効果だけでなく、色々な面から豊かさをもたらしてくれます。

今回はシンプルかつダイレクトに、「投資をするべき理由」をお伝えして、少しでも皆様の投資意欲を掻き立てることにつながってくれればいいな、と思います。

結論については、以下の二つです。

  • その1 資産を守るため
  • その2 資産を築くため

投資をしないと、せっかく貯めたお金であっても、実質的な価値を目減りさせたり、生活を取り巻く事象からお金を守ることができません。

また、投資はそのやり方次第では勝率は高く、非常に有効な資産形成手段です。

投資をすることを選択しないことこそ、損をしていると言えるのです。

是非、この機会に投資をすることの意義と意味を見出だし、一緒に投資への船出といたしましょう。

① 投資をする理由=資産を守る

皆さんは、貯金をしていますか?

金額の多寡はあれど、貯金をしている人は多いと思います。

仮に読者の方で「貯金なんてないよ!」という方は、これから投資するにあたっては「資産を守る」意味で重要な話ですので、今後の参考としてご覧ください。

お金の価値は額面どおりではない

貯金は、言うまでもなく得たお金を貯めて残しておくことを意味しますが、単に貯金をし続けることは、「資産価値を目減りさせる」という意味で非常にもったいない行動とも言えます。

同じ100万円でも、今現在と、極端ですが今から60年前の1960年代とで、価値は同じでしょうか?もちろん違います。

1960年代では、喫茶店のコーヒーは一杯60~100円の時代でした。

今では、喫茶店でコーヒーを飲むには、安くても300~400円は払う必要があります。

何が言いたいか、と言いますと、お金の価値は時代とともに変化する、ということです。

実際、私が子どものころにコンビニに行けば、一個88円で買えたと記憶している肉まんは、今では倍くらいの値段を払わなければ買えません。

単にお金を、その額面の価値のままで、銀行やタンスに眠らせてしまうと、いざ使おう、という時には価値が変わり、しかも価値が目減りしている可能性があるのです。

時代はインフレ、物価はどんどん上がっていく

インフレーションという言葉をご存じでしょうか。

物価、つまりは物の価値が持続的に上昇していく状態を言います。

経済は、適度なインフレーションを歓迎しています。

物価があがる、ということは、物やサービスの価値が上がるということです。

物やサービスの価値が認められれば、当然賃金に良い影響を与えます。

そして賃金上昇の効果は、購買意欲の上昇につながり、物が売れ、経済は好転していく…

インフレが起きるということは、良い循環が生まれることが見込まれるからです。

では、物価が上昇していく中で、銀行に預けていた100万円があったとして、この100万円はどうなっていくでしょう。

もちろん、額面の100万円という数字には変更はありません(銀行の利子はもらえるかもしれませんが)。

しかし、預けて眠らせておけばおくほど、インフレの影響により上昇した物価との差は開く一方であり、数十年後には、もはや数字だけ100万円であって、実質100万円の価値はなくなってしまっているかもしれません。

つまり、100万円あれば、今現在出来たであろうあんなことやこんなことが、数十年後には全然できない、なんてことになるかもしれません。

現金はインフレに弱いのです。

インフレに対抗するために、お金を動かす!

物価上昇の波は、もはや世界で作られつつあるものですから、誰にも止められません。

では、ただ指をくわえて資産価値が目減りしていくのを眺めているしかないのか…

そんなことはありません。

そのために投資という手段があります。

つまり、投資とは、資産を世の中の経済の動きに乗せることを言います。

経済が上向きであれば、それに伴って利益をもたらしてくれます。

株を買えば配当金がもらえ、そして経済成長とともに企業の価値も上り、株そのものの価値も上がれば売った時の差益でさらに資産を増やすことができます。

投資信託を買えば、正に様々な企業や経済に投資するということですから、後はプロの力でその波を逃さないよう運用をしてくれます。時間をかけることで、買った時よりもファンドそのものが値上がりすることが期待できます。

お金を大事にただ持ち続けることは、資産を守ることではありません。

資産を守るには、守り方というものがあり、投資はその有効な手段の一つなのです。

経済の波に乗せることができれば、目減りする資産を超えて大きな富を築くきっかけになるでしょう。

② 投資する理由=資産を築く

資産を守る編でも少し出てきましたが、投資するということは、資産を築くことです。

資産はあった方がいいに決まってますよね?誰も、お金が少ないほうがいい、なんていう人はいないと思います。

であれば、なおさら、というより当たり前に、少しでも資産を増やすことにつながる行動をするべき、という結論になります。

投資と「投機」はまったく別物!

投資、と一言にいっても、その中身は千差万別です。

投資先から、やり方から、かけるお金から全く異なります。

投資、と聞くと、何となく怖いイメージを抱いたり、「お金がゼロになるリスクを負う」なんて考えたりする人がいると思います。

しかし、厳しいことを言えば、それは投資をやったことがない人の、単なる妄想に過ぎないと思っています。

もちろん、投資にはやり方がありますし、それを見誤ってどん底に落ちる人がいるのも事実でしょう。

しかし、それはもはや投資ではなく「投機」、つまりギャンブルの一種による失敗なのです。

投資は、資産が減少するリスクは負いますが、基本的にゼロになるとか、そういったことはありません。

投資の基本である「分散しての投資」や「ハイリスクの投資先への投資はしない」などを忠実に守っている限り、資産がゼロになるなんてありえないと断言できます。

有名企業はとても優秀です

例えば、日本の有名企業10社に10万円ずつ、計100万円分の株式を買って投資をしていたとして、その10社が同時に倒産し、株がただの紙切れになるなんて、起こりえると思いますか?

隕石が降ってきて日本が沈没しない限り、そんなことは起こり得ないでしょう。

まあ、そんなことになったら日本に住んでいる人はそもそも生きていないでしょうけれど…

世界も含め、日本の有名企業は、超優秀な経営者と、超優秀な経営陣により、日々利益を求めて運営されています。

そこで働く人たちも何万人といるわけで、潰れるなんてことがあれば、多くの人が路頭に迷うことになります。

ですから、一時的な株価の目減りは起こりえても、いきなりゼロになるなんてことにはなりません。

そして、長い年月をかければかけるほど、株価の上がる時期を享受しつつ、株価の下がる時期が通り過ぎるのを待つことができるのです。

現代の投資の手法は、確立されつつある

長い歴史の中で、正しいというか、負けづらい投資の手法は確立されつつあります。

それは、おそらく100人に聞けば100人が同じ答えを口にすると思いますが、インデックス投資です。

インデックスとは、指数のことで、いわゆる経済の波、経済を押し上げる流れのことです。

人類が経済の成長を疑わず、信じることができる限り、この指数は長い年月をかけて上がり続けていくでしょう。

投資の世界に絶対はありませんが、過去、長い年月で見た時に、このインデックス投資をやった人の中で損をした人が一人もいない、というのも事実です。

資産を築くことができるのは、自分自身しかいません。そして、投資をしないことで資産は目減りし、資産を増やすチャンスを日々失っていっていることと同義であると言えます。

まとめ

投資をしてて良かったと感じることはたくさんあります。

経済的効果から、精神的効果から、様々な世界を知ることから…

挙げればキリがありません。

もし「投資なんてしなければ良かった」と言う人がいるとしたら、それは、きっと投資をしてお金を失った人なんだと思いますが、投資そのものが悪いのではなくて、投資の仕方が悪いのだと言えます。

何故なら、先にも説明したとおり、歴史的に見て勝率が高い投資の方法は、既に確立されています。

長い目で見れば世界の経済、株価は上昇基調にあり、素直にそれに乗っかるインデックス投資のような方法をとれば、投資している間にずっと資産が減り続けている人なんて存在しないのです。

ですから、欲にあぐらをかいて、リスクが高い投資方法を選んだから、失敗に終わったと通常は考えられます。

投資の世界に、確かに絶対はありません。上手くいかず、資産が下がるタイミングもあるでしょう。

しかし、一度や二度の失敗くらいで辞めてしまうことも、私は失敗の一つであると思います。

投資の世界、特にインデックス投資は、誰かの資産や利益を食うものではなく、投資している人、皆が利潤を享受できる、いわばプラスサムゲームです。

投資により、一緒に利益を享受しませんか?

ABOUT ME
ポニお
30代♂、千葉県在住の会社員。妻と子の三人暮らし。 投資歴約7年。 趣味:散歩、サウナ、筋トレ、麻雀 好きな音楽:Mr.children、aiko お金の使い道:家族旅行