こんにちは。とにかくひたすら投資を推し活するポニおです。
これまで、「投資を行うことの有用性」をお話ししてきましたが、
「言いたいことはわかったから、どうしたらいいんだ。」という点を解消すべく、
投資の始め方と題してお伝えしていきたいと思います。
これさえ読めば簡単!準備もあっという間!あとは行動あるのみ!ですので
是非、今日から投資への歩みを始めましょう。
基本的なステップは以下の通りです。
目次
証券口座を開設する
まずは証券口座を開設しましょう。
証券口座は、各証券会社が開設しています。
その数なんと約300社!
有名どころだとSBI証券、楽天証券、野村証券、マネックスなどがあります。
口座開設は基本、無料です。
どの証券会社に口座を開くか
どの証券会社を選んだらいいかわからない…その気持ち、わかります。
基準がないと選びづらいですよね。
各証券会社では、様々なサービスで差別化を図っていますが、基本的な機能(株や投資信託を購入できること)は変わりません。
つまり、どれを選んでも大失敗はありません。
しかし、最低限確認すべきこととしては、
- 手数料の状況
- ネット証券か否か
であると思います。
私の中の結論を先に言ってしまうと、SBI証券、そして次点が楽天証券、といったところになるでしょうか。
こちらの証券会社は人気ナンバーワン、ナンバーツーとなります。
実績が伴い、サービスも充実していますし、手数料は最安クラスです。
かくいう私もSBI証券を利用しています。
断然ネット証券がおすすめ!
おすすめしたSBI証券、楽天証券はどちらもネット証券です。
つまり、基本的に顧客が出向く支店や窓口は存在せず、全てネットで金融取引を完結させることになります。
「それじゃあ困った時に相談できないじゃないか。」と思う人がいるかもしれません。
しかし、窓口を設けているような銀行系の証券会社などは、得てして手数料が高いです。
また、対人マーケティングもしているので、おすすめしてくる金融商品もありますが、結局売り手の意図が入ってしまうので、割高かつ低パフォーマンスであることがザラにあります。
「それでも、面と向かって相談したり、商品を紹介してほしい。」というのなら、それでもいいのかもしれませんが、とりあえずネット証券で口座を開いてみて、銀行系の窓口のある証券はその次の選択肢、という風にとらえるのが良いかと思います。
手数料について
株の売買には手数料がかかります。
これを知らないと「えっ、そうなの!?」と思うかもしれません。
手数料は一回の取引につき数十円~数百円が多く、取引量や取引の価格によってはそれ以上になります。
しかし、ここで朗報があります。
今年2024年に新NISAが始まったタイミングで、各証券会社(特にネット証券)が手数料を値下げし、顧客の獲得争いが激化したのです。
そしてSBI証券や楽天証券では、通常の株の売買、投資信託の売買については無料です。
私は今から7,8年前に証券口座を開設し、株の取引きを始めましたが、SBI証券ではそのころ、一つの売買で大体100円くらいの手数料がかかっていました。
また、プランによっては、一日当たり合計100万円までの株取引ならタダ、ただしそれを超えると1000円くらいの手数料がかかる、みたいなものもありました。
それが今やタダになるなんて…いい時代になりましたね(しんみり)
実際に開設する
少なくともネット証券であれば、大体はインターネット上で開設手続は完了します。
「〇〇(ネット証券会社名) 口座開設」などで検索してみてください。
後はサイトのフォームに従って必須事項を入力していき、マイナンバーカードの読み込み等を行って審査を待つだけです。(読み込むデバイスがなければコピーの郵送になるかと思います。)
審査が終わるまで2週間くらいかかりますから、とにかくさっさと開設手続をしてしまうのがおすすめです。
証券口座に入金する
入金額について
株や投資信託を購入するには、お金が必要です。
いくらいれたらいいか、については、人によって投資に使えるお金の額がまちまちだと思います。
可能なら10~20万円くらい、そんなに無理でも1000~一万円くらい入れてみて、実際に購入してみることで感覚がわかると思います。
1000円~一万円では個別銘柄の株を買うことはほぼ不可能ですが、投資信託なら100円台からでも購入できます。
MRFについて
私は、基本的には銀行口座に入金しているお金の額は必要最小限です。
それ以外の現金は、全て証券口座(に紐づいているネットバンク)に入れています。
その理由は、いつでも株の購入に使えることもそうですが、何よりもMRF(マネー・リザーブ・ファンド)の効果が地味に大きいからです。
MRFとは、ものすごく簡単に言うと、口座にお金を入れておくだけで証券会社が勝手に超安全性の高い投資信託で運用してくれて、その利子(配当)を振り込んでくれるサービスです。
こちらは何もする必要がなく、口座を見ても運用されているなんてわからないです。
そして、普通に銀行に預けておくだけよりも数倍の利子がつきます。
「勝手に運用するなんて怖い!」と思う人もいるかもしれませんが、仮に銀行がMRFの運用に失敗して元本を各顧客に返せなくなる事態が発生したとしたら…
その時は、その銀行だけの問題ではなく、世界の経済そのものが終わりに近い状況になっていると思います。
投資や預金うんぬんどころではなくなります。
なので、考えても仕方がないくらい低リスクで、かつ地味に効果のあるサービスです。
それに、本当に嫌なら、MRFのサービスを利用しないという設定もできるはずです。
投資スタイルをどうするか
このブログのコンセプトは、決して短期で儲けようとか、ギャンブル的投資をして稼ごう、というものではありません。
「投資を通じて経済的、精神的豊かさを得よう」というコンセプトですので、リターンは決して大きくなくとも、息の長い、比較的健全で勝率の高い投資しかおすすめしません。
では、その投資とは何か。
それは、①日本の高配当株 ②投資信託 です。
詳細はまた別の記事でお話ししますが、ここではそう言った投資スタイルでいくことをおすすめします。
実際に私自身も、この二つでしか運用をしていません。
月にいくら、一年にいくら投資の原資を用意するか
投資は、一回やって終わりではありません。
もちろん、無理をするべきでもありませんが、できる限り細く長く、投資を続けることが肝要です。
つまり、貯金の感覚で投資の原資(軍資金)を貯め、入金し、金融商品を買い増しして投資額を増やしていくことが必要です。
なので、月にいくら投資の軍資金を用意できるか、では一年でいくら、ボーナスのときはいくら、とざっくり決めておきましょう。
理想は、収入の10~15%ほどを投資に回せると、効率がよいと言われていますが、自分の経済状況や懐事情と相談して決めるべきです。
当然、借金やローンがあるのなら、そちらを返済することが最優先となります。
できればあらかじめ金額を決めて、給与天引きみたいな形で投資に回せたら、楽だし投資の速度感も出てくると思います。
実際に買ってみる
ここまで来ましたら、いよいよ実際に買ってみる段階になります。
いくらから購入できるの?
個別銘柄の株であれば、基本的には100株単位で購入することになりますので、株の価格×100が、購入に必要な金額となります。
株の値段もまちまちで、安いと一株数百円というものもありますが、一株で六万円を超えるものまであります。
試しに、ユニクロで有名なファーストリテイリングという企業の株価を見てみてください。
目が飛び出てしまうかもしれません笑
ともかく、最初は一株当たり数百円~二千円くらいの株を買ってみて、感覚をつかむのがいいと思います。
具体的に何を購入したらいい?
「結局何を買ったらいいのかわからん」という人が多いと思います。
このブログでは、個別銘柄を紹介したり具体的手法をお伝えすることはしません。
それは、投資する人それぞれで考え方や原資が違うし、紹介する銘柄に責任が持てないからです。
習うより慣れろ、ということで、とにかくやってみることをおすすめします。
しかし、それではあまりにも投げっぱなし、という感じなので、ざっくりとおすすめポイントだけ紹介します。
購入するジャンルは、個別銘柄であれば日本の高配当(配当金が3~4%くらいの)銘柄
もしくは投資信託がいいと思います。
日本の個別株については、できれば有名企業(少なくとも読者様が知っている企業)で、株主優待制度を取り入れているものが良いのではないでしょうか。
日本の有名企業は優秀!
あくまで個人的見解も含みますが、「有名企業=そう簡単に倒産しない」がまずあります。
つまり、急に株価が大きく変動するリスクは低いですし、配当が多ければ、投資をしている実感を得やすいです。
また、株主優待制度があれば、一年に1~2回、基準日に合わせて割引券や優待券、カタログギフトや自社製品が届いたりもします。
一点だけ注意を。
少なくとも、何をしているのかわからない(読者の方が知らない)企業には、投資すべきではありません。
その時は、企業の事業や財務状況が載っている四季報と呼ばれる記事を確認してみてください。
四季報は、ネット証券であればアプリなどから読むことができます。
投資信託って何?
投資信託とは、様々な株をグループ(詰め合わせ状態)にして、ファンドとして売っている金融商品です。投資信託にも基準価格というものがあり、日々変動しています。
また、中身の運用、調整、取引はプロがそのコンセプトに沿ってやってくれるので、基本的に投資した後は放置するだけで大丈夫です。
投資信託は、投資の鉄則でもある「分散投資」を、実現してくれます。
いろいろな銘柄を幅広く、浅く分散させてセットにしているので、リスクを比較的低く抑えることができる商品です。
プロに運用を任せる以上、信託報酬(つまり、運用の手数料)が発生しますが、それは投資信託がもたらす利益から自動で引き去り、残った利益を再投資することでどんどんふくらんでいく仕組みとなっています。
しかも、この信託報酬が昔に比べて非常に安くなっているので、もはや投資の王道という地位までに至りつつある金融商品でもあります。
投資信託はどれを買ったらいいの?
巷においては、この答は出ているも同然です。
証券会社の「投資信託ランキング」を見ても、一目瞭然です。
試しに、グーグルあたりで検索してみてください。おそらく1か2択くらいまで絞られると思います。
意地悪になってしまって申し訳ありませんが、このブログでは具体的な銘柄名は伏せさせていただきます。
投資信託は100円台から買える!
投資信託のいいところは、自分で金額設定をして、購入できるところです。
ファンド(金融商品)自体の価格は毎日変動しますが、その金額に対して、自分が設定した金額で買える分だけ、ファンドを買うことができます。
例えば、ファンドの基準価格が1000円で、100円を出して購入するとしたら、0.1分購入、ということになります。
まず習うより慣れろ、是非100円からでも買ってみて、投資家になってみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それぞれの項目を深堀すると本当に奥が深く、まだまだお伝えしきれていないこともたくさんあります。
それもこれも、私は経験をしているから話せることでもありますし、当然最初は何もわかりませんでした。
やってみたからこそ、わかったし、わかった上で行動を変えることができました。
さあ、思い立ったが吉日です。
投資家デビューを華々しく飾るのをお待ちしています。