投資のススメ

【インフレの世の中だからこそ】投資しない=失敗、と言える理由

投資こそ正義と信じて疑わないポニおです。更新タイミングが少し遅くなってしまいました。

今回は、投資をすることが資産形成に有効というだけでなく、

「投資しないとむしろ現在の資産を保てない」

という恐怖の話をしていきたいと思います。

預金をすることで資産を守っているつもりでも、その実、資産は守れていません。

その訳は、

預金資産はインフレにめっぽう弱いから

です。

では、どうしたらいいのか。答えは決まっています。

「投資をして、資産を経済の波に乗せること」

これが大事です。

以下に、投資をすることが、資産を増やすことにも守ることにもつながる、ということをお話ししていきたいと思います。

「投資は悪である」、そんな時代は終わった

「投資は失敗がつきもの」「投資は資産を減らすリスクがある」「預金を積み重ねて堅実に財産を築くことが一番確実」…私たちは、こんなことを周りから言われて育ってきました。

だから、投資は悪であるとか、素人が手を出してはいけないとか、ギャンブル的要素が強いとか、そんなイメージで覆いつくされていることと思います。

しかし、時代は変わったのです。

昭和から平成にかけて、日本の高度経済成長期が終わりを迎える頃、当時では、銀行にお金を預けることで今では考えられない、とんでもない利息がついていました。

1990年代では年利6%、つまり投資とか、資産運用なんてする必要もなく、ただお金を銀行に預けるだけで十分すぎるリターンを得ていたのです。

だから、この時代の人達からすれば、

リスクをとって投資する意味なんてない

という状況にありました。

そしてバブルがはじけ、長い不況の時代に突入しました。

世の中はデフレが進み、価格崩壊が続き、それに追従して賃金も低空飛行の状態でした。

そんな不況の時代においても、堅実な預金主義は根強くはびこっていました。

確かに、当時は預金を積み重ねていたとしても、デフレで物の価格は下がり続け、もしくは低いまま停滞しているわけですから、資産に大きな影響が出ることもなかったと言えます。

そして時代は現代に至ります。

新型コロナで低迷した経済を後押しするため、各国で大胆な金融緩和政策を行ったわけですが、コロナが終息した今、金融引き締めの段階に入り、世の中はインフレに傾倒しつつあります。

インフレが進む=物価があがる。それは、預金の価値が下がるということと同義です。

つまり、ただ預けている、眠らせている現金の価値は、残酷に、そして一方的に目減りしていく一途をたどる段階にある、ということになります。

インフレに対抗せよ!

今、インフレが進むこの世の中においては、財布に入っている現金、銀行に預けている現金、タンスに隠してある現金(古い?)の価値は、みるみる下がっています。

そして、経済的には、インフレは歓迎されてます。

物の価値を適正にすることで世の中の金銭価値を是正し、働く人々の対価を押し上げ、より多くのお金を循環させることで経済全体を潤すことにつながるからです。

そんな時流にある中、実際にこの世の中で生活し、お金を動かしている私たちは、ただ指をくわえて、流れに身を任せているとどうなるか…

インフレが進むと物価があがります。

100円以下で買えた缶ジュースは、今や130円が定価となりました。

つまり、物価高で缶ジュースの値段は1.3倍になり、相対的にお金の価値は約75%の価値まで目減りしたのです。

当時、預金して大事にとっておいた100円というお金は、今の世の中では当時の75円分の価値まで下がった、ということになります。

これは大変なことです。

現金のまま寝かせておくと、インフレの世の中にあっては価値が減少する、そしてそんな世の中が正に今、到来しているということになります。

インフレの世の中に対抗するため、投資をする

ただ現金を寝かせておくことは、インフレという強風吹きすさぶ世の中にあっては、風でどんどんお金が宙を舞い、取り返しのつかないことになります。

では、どうしたらよいのか。

その答えの一つは、投資という経済の波にお金を乗せることで、経済の上昇基調とともに資産をインフレに負けないくらい増大させる、です。

インフレが適正に進むことは、経済にとってプラスです。

経済にとってプラスなのですから、企業は潤い、経済は成長し、その恩恵を「配当」という形で投資したものに与えてくれます

また、そういった上昇基調は株式や投資信託の価値をさらに高め、株や投資信託そのものの値段の上昇も見込めます。

これはあくまで希望的観測であって、絶対にそうなる、というものではありません。

しかし、歴史が証明している理屈であり、その理屈を世の中の多くの人が信じているからこそ、現在の株高の状況があると言えます。

あとはその波に乗るか、乗らないか。取り残されるか、今からでもすがりつこうと手を伸ばすか。

デッドオアアライブ、ではありません。どれくらいの資産を、何に投資するかは自分次第です。

ただ、全ての資産をただ現金で持つ時代は確実に終焉を迎えたと私は思います。

さあ、今からでも遅くはありません。100円からでも投資は始められます。

投資をしてみてから、続けるのかやめるのかを判断しましょう。

ABOUT ME
ポニお
30代♂、千葉県在住の会社員。妻と子の三人暮らし。 投資歴約7年。 趣味:散歩、サウナ、筋トレ、麻雀 好きな音楽:Mr.children、aiko お金の使い道:家族旅行